こんばんは🌃
アロマ大好き看護師の加々美です。
本日は、
アロマテラピー?
アロマセラピー?
メディカルアロマ?
ホリスティックアロマテラピー?
という言葉に混乱して、
路頭に迷ったので
色んな文献をもとに調べたことをシェアさせて頂きます。
アロマテラピー
この言葉は、
フランスの香料化学者の
ルネ・モーリス・ガットフォセ
によって作られた言葉。
アロマテラピーという言葉の生みの親に当たります。
ガットフォセのアロマテラピーという著書を読み込んでみると、精油を化学の視点からみて、治療に役立てようとしたことが伺えました。ガットフォセ自身が火傷を負い、意図的にラベンダー精油原液を患部に塗布したと記されています。また当時大流行したスペイン風邪(現代のインフルエンザ)への精油の有用性も記されていました。
上記から、ガットフォセが生み出したアロマテラピーは、フランスにおいて植物療法の中の1分野のアロマテラピーで、主に治療的な視点が強いということでした。
のちに、軍医のジャン・バルネによって精油は臨床医学的な立ち位置となるメディカルアロマセラピーが注目されることとなります。
アロマセラピー
アロマセラピーはアロマテラピーの英語読みです。
元々、ガットフォセによって作られたアロマテラピーが
たくさんのアロマに携わる人によって、
アロマテラピーというものが、
・メディカルアロマセラピー
→臨床医学的な立ち位置で捉えるアロマ
・ホリスティックアロマセラピー
→人を全人的に捉え、個別でその人その人に合わせたアロマトリートメントを処方する捉え方
・スピリチュアルアロマセラピー
→チャクラやヨガ、瞑想などオーラやエネルギー療法としての1つとしての捉え方
というものへ分岐していくことが分かりました。
メディカルアロマセラピーはジャン・バルネ、
ホリスティックアロマセラピーはマルグリット・モーリー、
スピリチュアルアロマセラピーは西欧、英国、アメリカなどから広がって、
そうして、日本に様々な思想や捉え方のアロマが伝わっていきました。
日本においては、
AEAJは「アロマテラピー」という言葉を使用しています。
ガットフォセが作った言葉をリスペクトし、
アロマテラピーという言葉を選んだのだと感じました。
たった1文字違うだけですが、
このもやもやを解消するにはまだまだ時間がかかりそうです。
ただ、歴史を垣間見て
現代のアロマのために
精油の可能性と危険性を
知ってほしいのだと感じました。
もっともっと歴史を知って
言葉の1つ1つに批判的思考を持っていきたいです。
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