クリア石けんを作りました。

アロマクラフト

こんばんは
看護師パフューマーの加々美です。

本日は、手作りクリア石けんを
作ってみました。

最近、手練り石けんを作ってから
石けん作りにハマっています。

今回は生活の木の「MPソープ」
クリアタイプを使用しました。

またもや、
MPソープとは何かが気になってしまいました。

MPソープとは?


電子レンジで加熱すると溶ける透明の石けん素地。
天然保湿成分のグリセリンが配合されています。

M:Melt(溶かす)
P:Pour(注ぐ)
という意味があり、
溶かした後は、型に注げば簡単に形が変えられる
という石けん素地を指しています。

ではMPソープの成分を見てみましょう。

MPソープ クリアタイプ


グリセリン、水、ステアリン酸Na、PG、ソルビトール、ラウレス硫酸Na、ラウリン酸Na、ミリスチン酸Na、塩化Na、クエン酸、クエン酸Na、イミノジコハク酸4Na、エチドロン酸4Na

一つ一つ調べて、
紐解いてみようと思います。

・グリセリン

無色透明で粘り気のある液体で、甘みがあり水に溶けやすい特徴を持つアルコールの一種。融点は18℃。水に非常に溶けやすく、吸湿性が強い。トリグリセリドを加水分解すると、脂肪酸とグリセリンが生じる。

・ステアリン酸Na

ステアリン酸は牛脂やラード、カカオ油などに含まれる高級脂肪酸(長鎖飽和脂肪酸)で酸化しにくい。ステアリン酸を主成分とするナトリウム塩で、界面活性剤や洗剤添加物、防水剤などに使用されます。

・PG

プロピレングリコールの略称で、別名1,2-プロパンジオールとも言う。グリコール系(炭素鎖に2つのヒドロキシ基がついている化合物)に分類される有機物。無色無臭無味の食品添加物。毒性は低く、保湿剤・乳化剤・殺菌剤・溶剤として日常生活から医薬品業界で幅広く使われている。

・ソルビトール

海藻や果実に含まれている天然の糖アルコール。一般的に使われているのはじゃがいもやとうもろこしのでん粉を加水分解したブドウ糖。保湿剤、増粘剤として添加されている。

・ラウリン酸Na

ヤシ由来の脂肪酸であるラウリン酸のナトリウム塩で、石けん原料として使用される。冷水にもよく溶け、気泡力に優れる。洗浄力は炭素数が多い脂肪酸よりも劣る。皮膚のバリア機能を阻害し、細胞を傷害することによって皮膚にダメージを与える研究結果がある。

・ミリスチン酸Na

動植物性の脂肪の中に多く見られる飽和脂肪酸。アルカリ剤とともに配合される。気泡力があり、泡立ちや洗浄力に優れる。

・ラウリル硫酸Na

硫酸のモノ長鎖アルキルエステルのナトリウム塩。陰イオン性界面活性剤の一種。発泡剤そして使用されています。

・塩化ナトリウム

いわゆるお塩。石けん液から石けんの塊を取り出すために使用されている。

・クエン酸

無色無臭。酸性でph2。
水に溶けやすく、水を含みやすい性質をもつ。

・クエン酸Na

クエン酸のナトリウム塩。クエン酸は3価のカルボン酸。
ph調整剤、キレート剤、調味料、香料、保存料として使用される。医療においては、抗凝固薬として採血された血液に添加される。

・イミノジコハク酸4Na、エチドロン酸4Na

金属イオンを封鎖する成分で、洗浄力を高めるために欠かせない物質。
 

以上が今回使用するMPソープの成分内容になっています。

ここまでだいぶ長く語ってしまいましたが、
やっとクリア石けんのお話に戻ります。

MPソープは電子レンジで加熱し、
溶かした後、精油やドライハーブを入れて
簡単に石けんを作ることができます。
というわけで、実際にやってみました。

①MPソープを細かく切って耐熱容器に入れる。

画像


②電子レンジで500w20秒加熱する。

画像

③精油やドライハーブを入れて混ぜる。

画像

④型に流し込み、固まるまで待つ。

画像
お豆腐の容器で作ってみました。

⑤完成!

画像

初めてMPソープで石けんを作りましたが、
とても簡単に作れました。

この石けんを使うのが今から楽しみです♡

本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました