こんばんは🌃
アロマ大好き看護師の加々美です。
本日は私が尊敬するマルグリット・モーリーのお話をしたいと思います。
アロマテラピー検定でも出題される、
アロマの世界では有名な人。
写真だけを見た第一印象は
「とても真面目そうな人」
でした。
すでに亡くなってしまって、
今となってはお話をすることもできません。
だからこそ、
モーリーの手がけたものを
紡いでいくことが大切だと思います。
モーリーはオーストラリア生まれで、
ウィーンで育ちました。
その後、17歳で同郷の男性と結婚しましたが、
幸せな結婚は続きませんでした。
妊娠し男児を出産するも、髄膜炎にかかってしまい、2歳という若さで他界。第一次世界大戦では夫を亡くし、父の自殺も重なってしまうという悲しいことが続いてしまいました。
モーリーはそんな悲しみを勉学で振り切ろうとして、看護婦と外科助手の資格を取得し、フランスへ移住します。
こうやってみると、モーリーも私たちと同じ人間で、大切な人を失ったけどそこから立ち上がる強さをもった人だと感じられました。
もし同じ立場だったら、私はすぐに立ち上がれません。
そこから、外科医モーリー氏と結婚し、イギリスのホリスティックアロマテラピーの創始者として知られるようになりました。
モーリーは幼少期から音楽を嗜む習慣があったと言われています。
アロマテラピーを扱うものとして、多忙な一日を過ごしたとしても、一日の終わりにはピアノを弾いていたようです。
そんな彼女の手は歳を重ねても美しかったとか。
その美しい手の秘密は特性の精油でのケアだったともいわれているようです。
アロマセラピストとして、商売道具である手は、誰もが大切にして、日々の過ごし方を気を付けたり、ケアをしていることと思います。
モーリーがどんな精油を使ったのかは調べても記載がなく、ぜひとも知りたかったです…
モーリーはとても真面目な人で、誰よりも大切な人を失うことの悲しみを知り、そんな悲しみと向き合い乗り越えた力強く芯のある女性なのだと感じました。
現在日本で取り入れられているホリスティックアロマテラピーの礎を作り、ロバート・ティスランドによって確立されましたが、ホリスティックアロマテラピーの素晴らしさを築き、伝えてくれたことに敬意と感謝申し上げます。
ぜひ、マルグリット・モーリーの著書を読んでいただければ幸いです。



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