アロマテラピーは医療の代わりにはならない

アロマテラピー

こんばんは。
看護師パフューマーの加々美です。

アロマテラピーは癒しというイメージを持ちながら、
薬理作用を重視する方も多い印象あります。

かつての私も、
薬理作用を重視し、医療の代わりになると思いながら
精油を使っていました。

今日は私の想いを含めて、
アロマテラピーについて語りたいと思います。

目次

  1. 精油は雑貨である
  2. 私の実体験
  3. 自分の最適解を見つける
  4. 立ち位置を誤らない

精油は雑貨である

日本においては、精油は雑貨扱いです。
日本に住んでいる以上、私たち日本人は
日本の法律に守られます。

守られる=遵守する
私はそんな風に思っています。

だからこそ、アロマテラピーに関わってくる薬機法や医師法、
PL法、あはき法などの法律を知っておくべきと思います。

それが自分自身を守り、
会社を守り、従業員を守り、
大切な人を自信をもって守れるへつながると信じています。

私の実体験

実は私は2024年3月に右の脇の下の手術をしました。

最初は小さな腫れで、痛くもかゆくもなく、
「これぐらい気にすることもない」
と放置していました。

すると、急に5㎝以上腫れてきて、
強い痛みを感じるようになりました。

「医療の力に頼らないなんて無理」

アロマテラピーで脇の下の腫れを
根本的に治すことは不可能です。

でも、アロマテラピーは
好きな香りが心に良い影響をもたらすものになるかもしれません。

右の脇の下の腫れは、
良性の脂肪腫ですぐ切除できました。

経過良好で、医療の力があったからこそだと思っています。

自分の最適解を見つける

私にとってアロマテラピーは
医療のサポートと癒しだと思っています。

医療の代わりにはならないけど、
医療を受けるにあたって、
背中を押してくれたり、ありのままでいいんだよと
認めてくれるような存在になると思っています。

何より、好きな香りは
本能から「良い気分♪」になりますよね。

アロマテラピーは私の心に癒しをくれ、
時には心に余白を作ってくれます。

実は私はイランイランの強い香りが嫌いでしたが、
薄めることで、今では大好きな香りになりました。

私にとっての最適解は、
無水エタノールやオイルで薄めて使うことで
安全なアロマテラピーを安心して使える。

私はそう思っています。

立ち位置を誤らない

看護師だからこそ、
医療の大切さや必要性を強く感じます。

医療従事者は解剖生理学をかなり勉強し
個々の患者様の最適解の治療や看護をしていきます。

アロマテラピーも同じで、
解剖生理学をより深く理解していくことが必要だと思います。

それに加えて、
精油の化学であったり、
精油や基材についても知っておかなければなりません。

上辺だけの知識は
自分自身を守れません。

それは医療従事者も同じです。
だからこそ、国家試験があり、
そこで「選別」されていくのだと思います。

アロマテラピーの資格は民間資格で
国家資格ではありません。

雑貨であるがゆえに、
誰にでも手軽に扱うことができるのはとてもいいことですが、
使い方を誤り、健康被害につながってしまうのもありがちなこと。

病院や薬を否定するのではなく、
アロマテラピーを日々の癒しとして取り入れ、
体調不良な時は医療を頼る。

こんな関係値を築いていき、
アロマテラピーの立ち位置を誤らず、
医療のサポートとなったらいいなぁと思います。

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